大橋巨泉の遺産は前妻2分の1、娘2人に各4分の1と報じられています。
テレビの世界で一時代を築き、歯に衣着せぬ発言で賛否を巻き起こしながらも、多くの人の記憶に残る存在だった大橋巨泉さん。
亡くなった後、約4.5億円の遺産がどのように分けられたのかが報じられました。
-
前妻に2分の1
-
長女・次女に各4分の1
この数字だけを見ると、単なる割合の話に思えます。
けれど私は、ここに巨泉さんの最後の意思がにじんでいるように感じてなりません。
本記事では、法定相続との比較や遺言の可能性を整理しながら、「なぜこの分け方だったのか」を静かに考えてみたいと思います。
大橋巨泉の遺産4.5億円──数字の裏にある人生
4.5億円。
正直に申し上げて、私たち庶民から見れば大きな額です。
しかし、巨泉さんのキャリアを振り返ると、テレビ司会、執筆、海外事業、政治活動――
決して一時的な人気だけではなく、長く第一線で働き続けた結果の積み重ねだったのだと思います。
私は若い頃、「11PM」を見ていました。
あの軽妙な語り口の裏に、どこか冷静で計算高い視線を感じたものです。
だからこそ、遺産の分け方も“感情任せ”ではなかったのではないかと感じています。
大橋巨泉の遺産|法定相続との比較──本来ならどうなる?
まず一般論です。
配偶者と子供2人が相続人の場合、法定相続割合はこうなります。
法定相続の基本形
-
配偶者:2分の1
-
子供全体:2分の1
-
1人あたり4分の1
-
ところが今回の報道では、
-
前妻:2分の1
-
娘2人:各4分の1
となっています。
ここで重要なのは、前妻は離婚していれば法定相続人ではないという点です。
つまり、この割合は、“自然にそうなった”のではなく、何らかの意思表示があった可能性が高いのです。
大橋巨泉の遺産|遺言の可能性──巨泉さんらしい「整理」
民法では、遺言によって財産の分配を自由に指定できます。
・法定相続と異なる割合にする
・法定相続人以外に財産を渡す
・特定の人に多く残す
今回のケースで前妻が2分の1を受け取ったという報道が事実であれば、遺言による指定があった可能性は極めて高いでしょう。
私はここに、巨泉さんらしさを見るのです。
豪放に見えて、実は合理的。
日本的な“なんとなく家族で分ける”のではなく、きちんと制度の中で意思を示す人だったのではないか。
人生の終わりを、自分で設計する。
それはなかなか出来ることではありません。
大橋巨泉の遺産|前妻に2分の1──断絶ではなかった関係
最初の妻はジャズシンガーのマーサ三宅さん。
離婚はしています。
けれど、2人の娘の母であることに変わりはありません。
私はこの年齢になって思うのです。
夫婦は別れても、「一緒に子供を育てた時間」は消えない。
もしかすると巨泉さんは、最初の家族との歴史を否定しなかったのではないでしょうか。
2分の1という割合は、単なる数字ではなく、“最初の家族への敬意”だったのかもしれません。
大橋巨泉の遺産|娘2人に各4分の1──平等という選択
長女の大橋美加さん。
次女の豊田チカさん。
姉妹ともに音楽の道へ進みました。
相続割合が均等であること。
私はここに、父としての姿を感じます。
兄弟間で差をつけない。
財産の多少よりも、公平さを優先する設計だったのではないか。
遺産分割で揉めたという報道が見当たらないことも、生前にきちんと整理していた証のように思えます。
大橋巨泉の遺産|再婚妻との関係をどう見るか
再婚相手の大橋寿々子さんとの間に子供はいません。
法定相続なら配偶者は優先されます。
それでも今回の報道構造は異なります。
ここで誰かを悪者にする必要はありません。
相続とは、「誰が勝ったか」ではなく、「本人がどう決めたか」です。
この相続に関しては、寿々子さんも納得されたとの事。
これは、大橋巨泉さんが生前に、家族みんなにきちんと説明され、全員が納得されたという事。
とても、幸せな家族だったんだと、私は思います。
まとめ|大橋巨泉の遺産4.5億円の分け方から見える“最後の意思”
大橋巨泉さんの遺産4.5億円は、
-
前妻:2分の1
-
長女:4分の1
-
次女:4分の1
と報じられています。
法定相続とは一致しないため、遺言などによる指定があった可能性が高いでしょう。
私はこの割合を見て、豪快なテレビ司会者の顔ではなく、人生を自分で整理した一人の父親の姿を想像します。
遺産とは、お金の話でありながら、同時に“人生の締めくくり方”でもあります。
巨泉さんは最後まで、自分の意思で人生を設計した。
私はそう感じています。

コメント